ほはばブログ

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50代からの女性の暮らし方、働き方、学び方

【読了】3つの視点で読んでみて!Z世代でテレビ局員「メモ少年」の自叙伝 その2:Z世代の子を持つ親の皆さんへ

昨日のブログの続きです。

hohabaibaraki.hatenablog.com

私の子供たちはすでに成人し、下の娘はこの春社会人2年生です。ここまでの子育てを振り返ることはブログの中でも外でもちょくちょくありました。

【高校時代】

hohabaibaraki.hatenablog.com

【大学入学直後】

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【在学中】

hohabaibaraki.hatenablog.com

【大学卒業時】

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息子に関しては家から通っていて毎日顔をあわせているせいか、それほど感慨深さはないのですが、軽度知的障害者の子育てやキャリア形成についてはいつかまとめて書きたいと思っています。

 

メモ少年の本の感想からかなり脱線してしまいました。一人の子供を育てるというのは、こんだけ(いやそれ以上)の失敗や喜びを自分ごととしてではなく、でもかなり近い他人として応援していく作業だと思います。メモ少年の本にはご両親とのエピソードも書かれていて、そこもかなり興味深く読み進めました。

メモ少年は英才教育を受け、幼稚園時代から優秀であることを期待されていました。しかし本人はそれが苦痛だったようです。小学校に上がる前に引っ越し、優秀な仲間とは別れましたが、「テレビとゲームは1週間10時間」という厳しい制約のもと、ロバート活動(ロバ活?)をしていきます。のちにメモ少年は「英才教育の幼稚園に通ったことで、それほど勉強には苦労しなかった」、「決められた時間の中でテレビをどう視聴するか工夫した」など辛いエピソードを肯定しています。父親はお笑い好きで出張の際にメモ少年が行けない東京のライブを見に行ってメモを取ってきてくれたり、母親もメモ少年の特性(≒強み)でもある、頑固さを理解し、選んだ道を応援しています。それも表立ってではなく、本人を信頼して見守る、というスタンスです。おそらく、メモ少年のご両親は私と同年代かと思われます。同じ時期に子育てをしてきたお二人を思うと、子供たちの多感な時期に「あぁ、子供たちに介入しすぎたな」など反省しきりです。

自分の子供は一人の人格を持った血のつながった他人です。その人がどんな人生を歩むかは本人の責任の下、決定されてしかるべきです。ただ、親として血のつながった他人が心ゆくまで幸せで健康に生きられるように支援する義務はあります。そのバランスをとるのが難しかったと今になって思います(この感覚はのちのち続いていくと予想されます。子供は社会の中では大人ですが、私から見たらいつまでも「こども」ですから)。これから子育てをする皆さん、子育て中の皆さんにも(ロバートファンじゃなくてもよいです)、ぜひ一読をオススメします。子供との距離の取り方、子供の力を信じるヒントがありますよ。

 

【2024.4.1 本日のおやつ】

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セブンイレブンで購入したバナナスムージーとちょこまみれカントリーマアム。ほぼ主食のように3食のうち1食はこれです。だから厳密にいうとおやつではないのです。疲れた体にしみわたる甘さ。元気の源です。カントリーマアムはチョコがかかっていないと食べられない体質になってしまいました。「まみれ」というだけあって、チョコレートを堪能できます。