北関東道。群馬の夕暮れ。
雲の切れ間のオレンジ色は、不安の中の一筋の希望のようにみえました。
我が家の子どもたちもそろそろ巣立ちの時のようです。
親は真剣に話を聞き、一緒に悩み、情報提供できるものはする。
時には若かりし時の失敗談もする。
あとは栄養バランスに気をつけたごはんをつくるしかできません。
今年早々に就職が決まった息子も、3年の任期つきのため来年は自分に何ができるのか、社会の一員としてどう自分の力を生かしていけるのか考え次の仕事を決めなければなりません。
だれか「いいね」といったから、とか
友達がそっちに行くから私も、とか
ネットでそう書いてあったからではなく
自分で考え、決断できる大人になってほしいです。
私が子どもたちと同じくらいの年齢の時にできていなかったから、そう思うのかもしれません。
考えて選択することは、自分に責任を持つということです。私が怖がることなく(むしろ楽しみながら)選んだり決断できるようになったのは、整理収納アドバイザーとして一人で仕事をするようになってからです。
私がこの資格を取ったのが2007年。
その後、上位資格である1級予備講座の講師になり、3年前からは整理収納のプロ資格を目指す人に2日間かけて講座を行なっております。
1級は2級とは違い、試験があります。お金も時間も、そして気力も体力も必要です。そんなハードルを乗り越えて合格された方からの報告は本当に嬉しい!
反面ちょっと悲しく感じるのは、報告の際に「私はこの次どうすればよいですか?」と聞かれるとき。
まあ無理もないです。医師免許や弁護士資格とは違い民間資格ですから。資格=就業ではない。取得してからのキャリアビジョンは描きにくいかも知れません。
でも。
でも、ですよ。得体の知れない資格だからこそ自分で創造するという楽しみがあります。
アドバイスとしては単体でなにかしようとするよりも、今まで自分が何をやってきたか、それらと共通点はないか。
そもそもなぜこの資格を取ろうとしたのか。
このあたりを深堀りしてみてはどうか、ということです。
たとえば・・・
「おばあちゃんの介護をしている母を間近で見ていた。
その時の私が感じていたことは何?
お母さんの目線で、おばあちゃんの目線で何をどうすればQOL(暮らしの質)があがったんだろう。」
「受験勉強をしていたときに、プリントが見つからずいつもイライラしていた。ある時一念発起して机周りをかたづけたら、やる気が沸いてきた。あのやる気って何?プリントを整理する時に自分なりに工夫した点はどんなことだった?」
暮らしている中でさらりと通り抜けてしまう出来事や思いと向き合ってみましょう。
その状況はあなた一人だけのものではないんです。
合格おめでとう!
その資格はきっと、誰かに聞いた「こうしたら成功するよ」よりもたくさんの可能性を秘めています。それを見つけるのは他ならぬあなたなのです。
2月14日水戸市笠原町にて整理収納アドバイザー2級認定講座開催決定しました!!
ハウスキーピング協会ホームページからも受講申込みスタートしています。
お問い合わせはこちらまで
hdtsuka9235@gmail.com
↓ほはばホームページ↓