階段下の収納を取り出しやすくして欲しいという依頼を受け、お客様宅に訪問しました。
収納したいものは
・ベット用品(餌など)
・工具
・車のメンテナンス用品
・防災用品
・マスクストック
・脚立
です。
関連性のないものを同一の場所に収納する時のポイントは
・それぞれが混ざらないようにしっかり分ける
・使用頻度に合わせて収納場所を決める
この2点です。
このお宅の階段下スペースは棚などがありません。賃貸の一戸建てなのでかべに直接施工する収納棚も提案できませんのでホームセンターにあるカラーボックスの設置をおすすめしました。
私はお客様への提案書も手描きです。
ペンと紙さえあればすぐに情報共有できますからアナログもあなどれません。
三段のカラーボックスの隣に2段のカラーボックスを置きます。傾斜があるため横にしました。
なくなったらすぐに取り出せるようにマスクは上段に、カー用品やペット用品は棚ごとに分けて収納しています。
一番喜ばれたのは脚立の収納。たたむと倒れやすい形状なのであえてカラーボックスを壁にぴったりつけるのではなく脚立が収まるスペース分離して設置したことで、扉を開けてすぐ取り出せます。
脚立って、使用頻度は低いけれど使いたいと思った時にさっと取り出せる場所にあるとストレスなく使えます。
狭い空間ですが一面のみの収納にしたので扉を開けて一目瞭然。奥にある一見取り出しにくそうな防災リュックも一歩中に入るだけで簡単に取り出せるようになりました。
不便さは意外に慣れてしまい鈍感になりますが、それこそが生活のプチストレス。
ちょっとした改善で暮らしもスムーズになります。年末のお片付け時に使いにくさを再チェックしてみてください。