ほはばブログ

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50代からの女性の暮らし方、働き方、学び方

片づけが好きなのではなく、片づけを仕事にするのが好きなのかもしれない。

下書きフォルダの書きかけのブログを更新します。3月に水戸住宅公園(総合展示場)さんのセンターハウスで収納講座を担当させていただきました。

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つい最近のことのようですが、4か月近く前なんですよね。1時半のセミナーで午前と午後お話しました。基本的にこうしたセミナーに参加されるお客様はセオリーを勉強して十分理解されていたり、ハウツー本などがお好きな方だったり片付けに興味がある方なのです。当日は質問にも十分にお答えできました。

先週末はアドバイザー仲間のヘルプを受けて、お客様宅のお片付けにアシスタントとして入りました。お客様がお部屋を涼しくしてくださったおかげで頭も冴えわたり、5時間の作業はあっという間でした。いつもお片付け作業に行くと感じるのですが、実作業をしている私たちよりも要不要の決断をするお客様のほうがきっとものすごく疲れているのではないかと。買うときの決断よりも、手放すときの決断のほうがはるかにハードです。だからこそ、自分に無理させないために「余計にモノを増やさない」ことが大切なのです。

整理収納アドバイザーに必要な資質というのは、上手に片付けられたり、捨てる作業がサクサクできる人ではなく、相手の気持ちを考えながら少し先の未来を考えてよりよいモノの持ち方を選択できるようにして差し上げることだと思うのです。

それともうひとつ。人が面倒だと思うこと、先送りしたいと思うことこそが実はビジネスになりやすいのです。あなたの得意不得意は全く関係ない。私は年に数回、整理収納アドバイザー準1級講座という上位資格の講師を担当しますが、整理収納アドバイザーになりたい理由として「昔から整理収納が得意(あるいは不得意)だったからその経験を生かしてしごとにしたいという受講生がいます。もし仕事にするならばもう少し踏み込んで、お客様が面倒でやりたくないと思っていることは何なのか考えてみるとよいと思います。

それってどの仕事にも言えることなのかも知れませんね。