今週のお題「苦手だったもの」
既にお題は変わってしまったのだけど、下書きに残していたので書いていきます。
私は他人のお願いを断るのが苦手でした。いや、今もそれほど得意ではありません。もっと言うと、それほど無理難題を押し付けられたこともありません。私のできる範囲のことをお願いされたからこそ、断れないのです。
「物理的には可能でも精神的に余裕があるのか」とか、「一部分だけみれば承諾してもよいのかも知らないが、俯瞰して見たときにそれを承諾することにどれほどの益があるのか」など一度考える癖をつけるように心がけています。
断られた相手も、私に断られたらどうにかするはずなんです。それを頑張り過ぎて引き受け過ぎてしまうのは、自分をよく見せたいという気持ちが根底にあるのでしょうね。しかしそんな脆い気持ちで引き受けて、相手の望み通りにならなかった時は断られた時よりもっと落胆し、私の信用も下がるのではないかとも考えられるようになりました。
自分のできることとできないことを整理する。これが苦手を克服する一番の方法だったようです。