「東京03 FROLIC AHOLIC feat..Creepy Nuts in 日本武道館」をオンラインで視聴したことの続きです。
後にDVDが販売されると思うので、その時にぜひ観てほしいです!
3時間の舞台は断片的な小さなストーリーの集合体です。でもちゃんと話はつながっています。
ストーリの中で一番好きだったシーンだけネタバレさせてください!
売れないラッパーが同窓会で同級生の女の子に「ラップいいよね」と言われたけど、ディスりまくって泣かせてしまった。しかしそれがきっかけでディスりラッパーがMC.ZIGOKUとなり、深夜のラジオ番組で活躍するんだけど、だんだん飽きられて売れない時期のように自己肯定感を失っていき、もうラッパーをやめると言い出す。一方、その同級生の女の子はラブちゃんというアイドルになり、MC.ZIGOKUがやめるなら私もアイドルをやめる!と言い出す。
困るMC.ZIGOKUのマネージャー。
困るラブちゃんのマネージャー。
東京03の角田さんの土下座コントと吉住さんの憑依型キャラがストーリーをより盛り上げていました(あぁ、私が書くとなんて平べったい感想なんだろう)。
本編は大満足だったけど、「わかばや師」の登場は間延びしてた上に内輪ウケっぽかったかと(好きな人にはたまらないベタな展開)。私は1日目だけの視聴だったのですが、春日バージョンはどんなだったんだろう。
それと、DJ松永さんと佐久間さんは演技だったのだろうか。オールナイトニッポンそのまんまではないか?
Creepy Nutsはこの舞台の中だけでなく、本当にオールナイトニッポンもやめてしまったのにはびっくり。R-指定さん、演技も歌も素晴らしかったです。武道館のまるいステージでのびのびと「のびしろ」を歌ってくれました。この「なんと括っていいか、まだ分からない」というタイトルにぴったりの曲ですね。
「括る」・・・私たちは社会の中で「こういう役割だよ」と押し付けられることもあるけれど、自分で自分を括っていることもあるし、括られることで安心していることもまた事実。
括るな!じゃなくて、括らなくてもいい、わからないままでもいい。自分のやりたいようにやればいい。そんな前向きな気持ちになりました。