ほはばブログ

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50代からの女性の暮らし方、働き方、学び方

今日、テレビで映画やるから慌てて積読を読了。「小説 Fukusima50」

読みたい!と思って買ったのに手に入った瞬間「いつでも読めるから」と積読してしまう私の悪い癖。

今日、日本テレビで映画が放送されることを知り慌ててページをめくりました。

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いただいたおかきとの2ショット。

でも食べながら読むなんてできない。これ、原作読みたくなりました。

 

死の淵を見た男 吉田昌郎と福島第一原発 (角川文庫)
 

 2011年3月11日に福島第一原子力発電所で何が起こったのか。

私はニュースや新聞での報道でしか知りません。この本を読んで時系列での事故の片鱗は分かりました。

「事件は会議室で起きてるんじゃない、現場で起きてるんだ」

この「事件」を「原発事故」に言い換えたのがこの本です(原作を読んでいないのでこの表現が正しいかは分かりません)。

映画を見た人は原作を読んだほうがいいかな、という印象です。

 

Fukushima50の「50」というのは「50人」という意味です。文字どおり命を懸けて原発事故収束のために闘った50人。それぞれに愛する家族、大切な人がいます。その人を守るために死をも覚悟して作業に当たったにもかかわらず、地元の人たちに泣きながら謝るシーンには読みながら泣けてしまいました。

 

謝るべきは、誰・・・?

あの緊急事態の最中、ヘリコプターで来てかき乱した首相。

東電の事故ではあるけれど、原子力事業は国策だったのよね?

政府の対応に怒りを感じながら読み進めていきました。

昨日のラジオで「復旧はしたけれど、復興はまだまだ」という言葉を聞きました。

もう以前と全く同じ状態に戻ることはないのです。

 

もしかしたら、東日本は壊滅的な状況になっていたかもしれない。

本当に恐ろしいことです。既に起きていること自体恐ろしいことですが。

 

予習は済んだ。今日はしっかりと映画でまた10年前、あの日あの場所で起こったことを映画として観ようと思っています。

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