昨日の続きです。
原稿用紙と筆記用具の準備が済んだら、いよいよ本選び。
どこで入手しましょ。
難易度(手間、コスト)順に
1.家にある本から選ぶ
2.学校の図書館で借りる
3.地域の図書館で借りる
4.本屋さんで買う
私は読書感想文に限っては「4.本屋さんで買う」一択です。
児童書などはたしかにお値段もそこそこします。でもどうか、ここはケチらずどーんと新品買ってやってください。
理由は3つ
1.書き込めるから
図書館や学校などで借りた本は、当然のことながら書き込みができません。また付箋ものりが残ってしまう可能性があるため貼れません。
本に書き込み⁉︎不謹慎!
いえいえ、感想文の本は消耗品です。ライン引いたりなどちょっとした書き込みが後で役立ちます。
2.いつでも手元において置けるから
この時期はどこの学校も読書感想文を宿題に出していますから人気図書は争奪戦です。期限までに終える自信があれば別ですが、体調が悪くなったり遊びの約束ができたりするのが夏休み。
エアコンの効いた部屋でゴロゴロしながら読んでいるときに、いいネタが浮かんだりもします。仕上がるまではいつでも読める状態にしておきましょう。
3.特別感を演出するため
皆さんは普段どのくらい書籍購入費にあてていますか。我が家はそうそう新しい本は買わなかったですね。小学校では毎週貸し出しがあるので、それを読むのが精一杯でした。
既に家にある本で感想文書くのも悪くはないですが、新しい本ってまた違うのですよ。だれも開いていないページをめくると気持ちがしゃきーんとします。人との出会いにも似てますね。
ぜひ、この夏の思い出に親子で本屋さんに行って本を選んでみてください。
その時注意したいのが、「おいおい、それ、読書感想文にならんでしょ!!」的ジャンルの本を選んでも叱らないこと。
その時は好きな本と感想文用の本を2冊買ってやってください。
ここでも注意点。
「宿題をやるために今日は本を買うんだよ。でもいつもがんばってるから、ごほうびに好きな本もどうぞ♪」
と恩を着せるほどの説明をしないと、本命は読んでもらえない可能性があります。
まずはこころゆくまで好きな本に没頭してもらいましょう。そしてその本の感想なんかも語ってもらいましょう。絵本や雑誌、コミックでなければ、こちらを感想文用の本にしてもよいのです。
そもそも、好きな本でないと感想なんて出てこないですよね。
私は入賞する!というひそやかな目標のもとに読書感想文の宿題をみていたためここまで用意周到にしているので、「とりあえず出せばいい」派の方は図書館でもいいと思います。
読書の楽しさ、表現することの楽しさを自分で知ってもらえたら一番ラクなのですが、うちの娘はそこまで本が好きではありませんでした。だからこそ、あれやこれや会話を楽しみながらの本選びは貴重なイベントでもありました。
年に一度の親のわがままを高2まで付き合ってくれた娘には本当に感謝しています。
キレながら、泣きながら原稿用紙と向き合った子供時代がトラウマになりませんように。
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