翌日は整理収納アドバイザー仲間、河田真里ちゃんちのお屋敷をお借りしての九州地区の整理収納アドバイザーに向けたセミナーでした。
写真手前3名が今回の講師陣。
会場は受講生が15名も入れる広いお屋敷。
私は 「見つけよう、セミナーのねたのタネ」というタイトルで、セミナー作り初心者に向けてのお話をしました。日ごろから無理なくできることを30分にぎっしりつめこみました。
その中の冒頭部分。
Q:「分かりやすいセミナーってどんなセミナー?」
A:
1.簡潔であるか。
聴いている人の状態にもよりますが、難しい内容を専門用語に頼らず、かつ言葉を削ぎ落とせるか。
2.的確であるか。
長々とした説明を「ズバリ○○○です」と言い替えができるか。
3.双方のイメージが一致しているか。
発信側と受信側はそもそも向かい合うテーマに対しての知識量が違います。その溝を埋めることができるか。
相撲大会を例にしましょう。
横綱稀勢の里と私が相撲大会をしたらどっちが勝つか。当然横綱です。では私や横綱そしてそれを見ている人は楽しいでしょうか。
おそらく稀勢の里がガチであればあるほど、楽しいどころか目をそむけたくなる状況です。私にしたってそう。勝たないまでも楽しく取り組みがしたいです。
じゃあどうすれば誰もがハッピーになれるか。
稀勢の里がむずかしい技を私に伝授してくれる?それでは時間がかかり過ぎ!!
一番手っ取り早いのは、稀勢の里が私のレベルに合わせてくれることなのです。
あぁ。
例えがややこしくなってしまいましたね(^_^;)
これをセミナー講師(稀勢の里)と受講生(私)に当てはめてみましょう。
講師がちょっと「負けてあげる」と楽しい講座になります。
それは発信側が手抜きをしろということではありません。いかに「わかりたい」という受講生に寄り添うか。その作り手の姿勢です。
上の例えで言えば、稀勢の里は、一番ベタな技を使い軽い力で投げ飛ばすのが一番オイシイ展開ということです(^-^)
正しさより楽しさを
難しさより気楽さを
威厳より優しさを
セミナー講師の第一歩はそんな気持ちで講座を作れば発信側も楽しく仕事ができますよ。
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