茨城新聞さんのフリーマガジン「i Chat」に記事を掲載していただきました。
整理収納ネタでかれこれ約5年掲載してきましたが、ややネタ切れ(汗)ということで、「家事のあり方」をテーマにしてみました。
そもそも、整理収納は目的ではなく手段。なぜ家を整える必要があるかはそれぞれです。私の場合は「ラクしたいから」。
我が家は「家事はできる人がやる」「気がついた人がやる」という暗黙の了解になっています。でもこれは私が家事をやりすぎなかったからというあまり自慢にならない理由なのです。基本的にまだまだまだ・・・「家事は女性がメインでする」という考えが強いかなと思います。
そこで「主婦」とよばれる皆さんが家事を頑張りすぎないためのコツをここではお伝えしてみました。
1.やらないことを決める
全部の洗濯物を畳まなくてもよいのではないか。たとえば、すぐに着るものはカゴ収納でもOK、とか。たたむをやめる=分類できていればヨシというようなゴールを低くする。
2.簡略化する。
お味噌汁のワカメは包丁でなく、キッチンバサミで切る。そうすると、包丁まな板を出す→使う→洗うという手間が省けます。鍋の上で切るだけですから道具もいりません。
〇〇でなければならない、という固定観念を捨ててしまいましょう。
3.分業する
どんな人にもやれることはあります。子どもがおもちゃを片付けてくれないと嘆く前に、どうしたら片付いた形になるのかというしくみを考えましょう。まずはひとまとめに集めるということはお子さんにも指示しやすいです。そのうえで、分類する、おもちゃコーナーに移動するなどは大人がやる(それを見て徐々に本人の仕事にスライドさせる)。など、まずはできることから担当になってもらいましょう。
4.アウトソーシングする
私が片づけサービスの仕事をしているから、というわけでないのですが、掃除業者にお願いすることもあります。素人ではできない細やかな仕事を見せてもらうのはとても勉強になるし、なにより、ピカピカして気持ちがいい!こうした作業系だけではなく、疲れた時にスーパーのお惣菜に頼るなど、他人の力を借りることで、本当に自分がすべき事に力を注ぐことができます。時間もパワーも有限ですからね。
家族の家事分担についてのワークシートが内閣府男女共同参画府から出ています
活用してみてはいかがでしょうか。