とうとう連休も終わってしまいました。
明日から仕事再開が憂鬱だな・・・と思っている人に読んで欲しい本を紹介します。
私が佐久間さんを知ったのは、昨年の3月。
夜中に目が覚めて寝付けず、聴き始めたラジオ「オールナイトニッポン0」でした。
ポットキャストで聴けます。
当時佐久間さんはテレビ東京の社員でした。それなのにニッポン放送で番組を持っている??なんだか不思議です。
私が初めて聴いたその日は、「テレビ東京を辞めることをラジオで伝えた日」でした。
現場が好きで、番組を作り続けたい。けれど会社からは管理職にと言われ、フリープロデューサーになる決意をしたという話をしていました。
ほとんどの会社は現場経験を積み、ある年齢になれば統括するポジションにつく(いわゆる出世)をしていきます。どうキャリアを積んでいくか、45歳という年齢で悩みに悩んでの決断だったこと。それを笑いに変えて、明るくリスナーに報告しているのがとても印象的でした。
この本は組織の中で働く上での大切なことを伝えてくれる1冊です。
実際、私がこの本を読んで改心したことがたくさんありました。
それらを感想という形でブログネタにしたいと思います。
1.「楽しそう」をアピールする
仕事をしていて機嫌のよさそうな人を見ているととても元気になります。
佐久間さんはこれを「仕事をさせてくれてありがとう」という感謝を伝える意思表示だといいます。
組織の中にはいろんな人がいます。生きているうちに出会える人の数は限られているのだから、ご縁のある職場の人とは和やかに仕事をしたいと思いました。
2.雑務はチャンス
佐久間さんはAD時代、小道具のお弁当を作るという仕事があったそうです。見切れてしまうかもしれない小さなお弁当箱。台本にあるお弁当をつくる女子高生の気持ちになって、たこウインナーにしたり、一晩かけて工夫しまくったお弁当を見た監督は、このお弁当を中心にストーリーを変えたのだそうです。どんな小さな仕事でも丁寧に手を抜かず、自分なりに工夫をする。仕事は誰かが見ていてくれるということを忘れずにいようと心に誓いました。
3.インプットし続けよう
アウトプットすることが大切、最近の私はそう思っていました。しかし、蓄積したものの中からしかアウトプットはできないのです。佐久間さんは今でも映画や舞台、ライブなど忙しい中でも足を運んでいます(ラジオでその感動したこと、よかったところを発信しています)。私は企画職ではないのですが、日々インプットして自分なりに解釈をし、仕事に活かしていくことは継続しつづけていこうと改めて思いました。
連休中に帰省していた就活中の娘も読んでいました。
「どこの会社に入るかも大切だけれど、どんな会社でも自分らしさを忘れず楽しく働くことがもっと大切」と言っていました。
私自身もとても元気になりました。明日からもがんばろう!