ほはばブログ

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50代からの女性の暮らし方、働き方、学び方

【読書記録】就活生に読んでほしい「絶対内定2023」

娘の成績表が届き、無事4年生になることが決まりました。

ついこの前、入学したと思ったのに。

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4年生にになるより先に就職活動がはじまり。

いつものことながらお母さんは心配性。

これから就活が始まる娘にプレゼントした本です。厳密にいうと最初は自分用に買ったけれど、あまりにも内容が良かったので娘にあげただけなのですが。いつの間にか何ヶ所もラインマーカーでぐっとくる部分に線を引いて読んでました。プレゼントというよりお下がり、ですね。

ちなみにいい本は売るより捨てる気持ちで読んだ方が結果的にトクです。

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ハウツー系など小説以外の本は、どんな方が書いているのか特に気にもせずタイトル買いすることが多くこの本の著者も途中から「あれっ!?」と思い検索した次第。歌手時代とのギャップに驚きました(p.263 )。

 

シャインズという歌手がいたのを皆さんは覚えているでしょうか。

サラリーマン2人組。びしっとしたスーツを着て、様々な職種のサラリーマンの特徴を彼女目線(だけど冷ややか)な歌詞。

10代後半だった私は、コミックソングが好きで伊武雅刀の「子どもたちを責めないで」や嘉門達夫の一連の曲などニヤニヤしながら聴いていた。曲が好き、というよりはニヤニヤできる歌詞が好きだったのです。

都会のかっこいいお兄さんが淡々と歌う「私の彼はサラリーマン」も私のお気に入りの一曲でした。まさか、そのシャインズが就活本を書いていたなんて!

 

スマホで「シャインズ 杉村太郎」で検索しました。そして私は知るのです。もうこの世に杉村さんがいないことを。(本の巻末にもしっかり書かれていました。字、小さすぎです)。

47歳で亡くなられたそうです。10年以上経過した今さらという感じですがご冥福をお祈りし、また10代後半の私に笑いを与えてくれたことに感謝します。

 

この本を手にしたことがなくて、私のこの長い前振りを読んで、これから手にしたいと思う方への注意書き風の感想にしたいと思います。

 

1.厚さにビビらず、とにかくページを開くべし

何事も先入観だけで判断するのはよくありません。実際この本の後半半分はワークシートになっていて自分で作り上げる構成になっています。前半読むだけでも十分に価値のある本です。

 

2.とにかく暑苦しい。でもその暑さは熱さ。

3月とはいえまだまだ寒い日もあります。明日は関東も雨。寒の戻りがあります。この本は寒さを吹き飛ばしてくれる熱量があります。つまり、時期的には読むには今が一番いいタイミングです。就活生だけでなく、働く意味を見失ってる社会人が読むと仕事できることに喜びと熱意が戻ってきます。

 

3.全てやろうとはしない。足りないところを足していくイメージで。

先程もお話ししたように、熱意ほとばしる文章なので、全てを受け入れることは難しいです、というよりやめた方がいいです。自分の価値観の範囲内で取り入れられる部分だけ役立てましょう。

 

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