今日は洋梨ではなくキウイを食べました。
私は料理関係の本はキッチンに収納しています。窓から差し込む光のせいで背表紙は色あせてしまいます。買ったまま読まずにキッチンに置かれていた本。ブログに感想を書いてさよならしたいと思ってます。
この本は作者、中村成子さんの絵日記です。テーマは「息子さんのお弁当」。優しい色鉛筆のイラストがほのぼのします。レシピも掲載されていますが、読みどころはやっぱり日記。中学入学のあどけない様子、嵐のような反抗期の2年生、高校受験の間際までのささやかな日常のエピソードが母目線で書かれています。
このイラストを見ていると素晴らしすぎて無理、とため息がでます。
豪華なのではなく丁寧。常備菜などを作っておくなどわざわざ作るのではなく夕食のついでに作る、などお料理上手な方なのです。
手間をかけること = 愛情をかけることだとは思わないけれど、息子さんを思う親心が伝わってきます。「ママ、美味しかったよ」と反抗期の時期さえも母親に伝えてくれる。まさに食は人を作るのです。
私の周りは料理上手が多くお手本にしてお弁当を作っています。以前までお弁当に冷凍食品を入れていましたが、昨年から息子もお弁当を持っていくようになり経済的事情から滅多につかわなくなりました(とにかく食べるのであの量では間に合わない)。
また来週からお弁当づくり。ここまで手間はかけられないけど、ちょっとやる気出てきました。
正月三が日も終わりです。
ペロと見る夕陽。
明日は土曜日だけど、通常モードでいきましょう。