何年かぶりの友達と再会しました。独身時代からの縁です。
彼女は専門分野をもち仕事にしています。笑顔で話していましたがその道のりの途中には働き過ぎで体調を崩し、仕事そのものをやめようか悩んだこともあったそう。しかし自分のやりたいことを続けたいという気持ちで自分のペースを見つけ、楽しみながら向上し続けています。
かわいい雑貨屋さんで待ち合わせたのですが、会った瞬間から元気オーラが出てました。
「わぁー!お久しぶり!!私ね、ひでよちゃんに何かプレゼントしたくて。ねえ。何が欲しい?」
考えてみれば、今日会うきっかけになったのは私が彼女の誕生日を間違えて「お誕生日おめでとうメール」してしまったことに始まるので、むしろプレゼントするのは私の方。私からもプレゼントさせて欲しいと話し、お互いのお誕生日プレゼントを選ぶことに。欠けてしまったマグカップのことを思い出して色違いのマグカップを選びました。
自分の欲しいものを買ってもらう、なんて随分なかったなー、と。大人になると金額の大小問わず、自分のものは自分で買うのが当たり前になってしまいます。
「ひでよちゃん、やせたね。ちゃんと食べてる?」
実を言うとこの言葉は久しぶりに会う人の9割以上の人に言われ、自分でも昔の写真を見ると顔のこけが目立ってちょっと気にしていたのです。体重は微減なのですが、
やせた(と見られる)理由は。
1.歯列矯正を始め噛むことが減ったため頰がこけた。
2.そもそも食べる量が減った。
1.についてはあと1年弱で解決すると思います。2.についてはなぜ量が減ったのかちゃんと向き合ってこなかった気がします。食べても食べなくても、病気にもならなかったし変わらず仕事してきたからというのもあるのですが。
考えてみれば空腹でないのと栄養が摂れているのはイコールではないのですよね。外で人と食事をするときなどはそうでもありませんが、家にひとりでいるとき忙しかったり疲れていたりすると一気に食欲がなくなります。食べ物を拒絶するというよりは食べることに関心がなくなってしまうのです。
その上、矯正した歯に時間をかけて歯磨きをするのが大変なので、何か食べようと思っても「また歯磨きするのは面倒」と多少の空腹も我慢してしていました。
・・・たしかに栄養、足りてないかも。
そんな状態が続いたらどうなるか。彼女はとても心配してくれました。
「ムリにでも食べて。食べられなかったら牛乳にはちみつ入れただけでもいいから」
「ムリにでも」という生活をなるべくしないようにしてきただけに、少しムリをしないと自分の気にしている状況は直らないんだと改めて思いました。
日々整理収納作業でお客様と接している中でもムリをして捨て過ぎないようお話しています。勢いで捨てると不安になり逆に必要のないものまで買ってしまうことがあるからです。しかし、現時点で多少ムリをすることのすること意味をしっかり伝えれば、「捨てる」は行動ではなく目的へのプロセスになります。
ひとつ壁を超える(言い方を変えれば成功体験を積む)ことができるのです。
彼女との再会はお客様や受講生(特に資格講座)の皆さんへのアプローチの仕方について考える大きなきっかけになりました。
彼女の優しい気持ちに応えたくて、帰宅後すぐ実行です。
プレゼントしてもらったカップに豆乳(牛乳の買い置きがなかった)を注ぎ電子レンジへ。温まったところにはちみつと黒ごまきな粉を入れて、スプーンでかき混ぜ飲みました。
このカップはこれから毎日使っていきます。折に触れて彼女の笑顔を思い出して、「私も肩の力を抜いて元気にやろう!」というパワーを与えてもらえそうです。
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