近江八幡を旅した。
台風の切れ目を縫うように。
インテリアコーディネーター資格を持ちながら全くもって勉強不足の私。
昨年、アドバイザー仲間から水戸芸術館の企画展に誘われるまで、たねやのことも藤森照信先生のことも存じ上げず(恥)
いつか行こうね!という言葉にも「遠いし、行けるのかな」と思っていたけれど、
行けた!
行ってよかった!
芸術館でもパネル展示はあったけど、そのまわりの風景、空気などは行かないとわからない。
近江商人の心得「売り手良し」「買い手良し」「世間良し」という言葉がある。
売る人、買う人がともに満足し(今でいうwin-winの関係ってやつですな)さらに社会貢献もできるのがよい商売であるということだが、実はこれ後になってできた言葉だそう。
私は常日頃から自分から「これってwin-winじゃないですかー」などという人の言葉を信じていなかった。※自分から言う人ってうさんくさい気がして。
ここは嘘偽りない、みんなが幸せ気分になれる場所。
疑ってごめん。本気でこんなふうに考えている人もいるんだね。
市内にはたねや、そして洋菓子店のクラブハリエが点在している。
正直、滋賀といえば琵琶湖くらいしか思いつかなかったから、ラ コリーナの駐車場に吸い込まれていく車、車、車に驚き。
バウムクーヘンを買いにくるだけでなく、ありのままの近江八幡の自然に触れる「なにもしない豊かさ」を求めているのだと。
むしろ不便さ、不完全さに魅力を感じでいるのだと。
町との共存する企業。
地域の人ととの協働する企業。
社内の人が強い結束している企業。
何にもないけど、なんでもあるのがたねやなのだとわかった旅。
東京で開講していた講座をど田舎の筑西でやろうとしていた私にとって勇気をくれた場所。
ここでしか買えないできたてバウムクーヘンのお土産は秒速でなくなった。
(だから画像はありません)
お店は東京にもあるそう。
東京でまた食べたい!
菓子屋で本を買う。
高大連携のまちづくりワークショップを終えた娘にお土産(といいつつ新幹線で先に読んじゃったけど)。
今まではヨソモノ・ワカモノ目線での活動だったが、視点を変えるヒントになるといんだけど。
近江商人の哲学 「たねや」に学ぶ商いの基本 (講談社現代新書)
- 作者: 山本昌仁
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2018/08/22
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本についての感想はまたこんど。
琵琶湖の夕暮れ。
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