読書感想文、しかも書き方について触れる前に4日もかかってしまった。
読書感想文に近道はない!ということ。そしてすごく遠回りをしているようだけど、いちばん確実にゴール(完成)にたどりつくためには、「引き出す力」が不可欠だということを昨日のブログに書きました。
子供がアウトプットする、これってプレゼンの初歩の初歩ではないかと思うのです。
口で言えないことは、文章にできない。文章のほうがハードルが高いのです。
口で自分の思いを話せたら、徐々に文章に移行していきます。
(これは小学校低学年の場合のプロセス。ある程度長い文章をかけるようになったらお話しなしで、気づいたこと、浮かんできた言葉をどんどんメモしていきましょう。)。
さあ、文章にしよう!と思ったときになってしまいがちなこと。
・ネットで模範の作文を探してしまう。
・あとがきや解説を読んでしまう。
これ、どっちもやっちゃダメ!絶対。
理由はひとつ。
「解説に寄りすぎて、自分の言葉が自由に出なくなるから」
もっともらしいことや、体裁の整った文章を読むと、それがいいことのように思えてしまいます。
でも感想文は書いている作者のもの。正しさよりも自分らしさ、オリジナルの解釈でいいのです。
そうすると規定枚数を超えてしまう可能性があります。
長々と書いている割に「で、何が言いたかったの?」ってことになっては困りますよね。
そこで、文章を書く前に「オチをつける」という習慣づけをオススメします。
オチをつけるためにはどこから見るか、ということを意識します。
視点の一例をあげますね。
選んだ本【桃太郎】
低学年・・・鬼を退治した桃太郎さんへの手紙を書くとしたら?という視点
「鬼退治できてよかったね!」
「サル、キジ、イヌと力を合わせて立派だったね!」
高学年・・・自分だったらどうする?という視点
「自分だったら、ピンチの時にどう行動するか」
「おじいさんやおばあさんへの恩について(育ててもらっている立場から)」
中学生以上・・・桃太郎の行動から学んだこと。考察。
「正義とは」
「チームワークがもたらすもの」
「不可能を可能にするためのレジリエンス」
など、なんだっていいのです。
そのゴール(=オチ)に向かってぶつぶつつぶやいてみてください。
特に低学年は質問をするなどして、「自分の気持ちを言葉にする」を大人が
心がけてみてください。
800文字規定なら1000文字くらいを目安に(推敲していくと余計な言葉などを捨てるので1~2行くらいは減っていきます)。
さあ、目標は「お盆前に終了!」です。
がんばってくださいねー。
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