昨日のブログでは、本の入手先について書きました。
本屋さんに行くと、この時期は読書感想文特設コーナーがあったりします。
「読書感想文、苦手だな・・・」と後ろ向きな気持ちの方にありがちなのですが、「わかりやすい読書感想文の書き方(低学年版)」等のいわゆるハウツーに走ってしまう人。
もったいないから買わないで!! (完全なる営業妨害)
書き方学ぶ時間がもったいない。私も読んだけど、そのとおりにできないですから!正解はひとつではないんです。大人が子供と本と触れ合うきっかけに なってください。
そのためにお母さんが必死に先回りして読みましょう。そしてその中の登場人物に出会って、物語を味わってください。
つまり宿題の予習をお母さんがやるというわけです。読書が嫌いな方だとちょっとキツいかもですが、もしかしたら運命の本になるかもしれません。児童書もあなどれませんよ。
読書感想文を書く本には「課題図書」と「自由図書」の2種類があります。
いろんなところでコンクールをやっているのですが、わりとメジャーなところでは青少年読書感想文全国コンクール。ここが指定している本を選べばコンクールにも出品できます。
この中で気に入ったものがあれば、もう即買いで!
それ以外の本はすべて自由図書です。
あ、自由といってもマンガでも雑誌でも何でもアリというわけではないですよ。
そもそも夏休みの宿題ですから。
しかも入賞狙うなら、課題図書を読んでください。Let’s忖度!
私が課題図書をオススメする理由は3つ。
1.審査をする先生がまだ深く読み込んでいない
いわゆる名作と呼ばれる作品、感動系のテッパン本などは先生もしっかり読んでいます。しかし課題図書は世に出てから日の浅いものが多いのです。自由図書は相当熟慮された文章でないと沢山の本を読み、それを仕事にしている先生方をうならせることは難しいのです。
2.年下の子にお下がりで差し上げると喜ばれる
今年の課題図書は来年以降の自由図書として使用することができます。選ばれた本ですから良書ぞろい。できれば3年以上あけて自由図書として題材にしましょう。お下がり感が薄れます。
3.課題図書で書く子の割合が少ない(入賞の確率があがる)
図書館にも課題図書は置かれています。が、昨日も書いたとおり争奪戦。感想文に重きをおかない人ならば買わずに済ますという方法もありますが、ガチで書くなら買わなければなりません。買うという行為自体がハードル高いのです。応募数も自由図書に比べて課題図書のほうが少ないです。
ちなみに昨年の青少年読書感想文全国コンクール高校生の部茨城審査出品作品
応募総数177作品のうち
自由図書147作品
課題図書30作品
でした。
まあ、課題図書は3冊しかないので、当然といえば当然ですが、入選は自由図書と課題図書それぞれに枠があります。だから、ライバルが少ないほうが入賞確率が上がります。
敵の少ないところで勝負する!課題図書おススメです(^-^)
課題図書の簡単なあらすじはこちらのサイトで読めます。
まだ本を買っていなくて、できれば秋に賞状もらいたい!ってひとは課題図書というライバルの少ないところでがんばるのもひとつの方法です。
でも、どうしたもピンとくる本がなかったら無理して課題図書にこだわらなくてもOK。
何より読書が楽しい!という気持ちが大切ですから。
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