ほはばブログ

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50代からの女性の暮らし方、働き方、学び方

話の上手さだけでは講師になれない。熱さ、あなたらしさが求められているのです。

整理収納アドバイザーの講師試験の予備試験の試験官や試験対策講座を務めることがあります。昨日はその日でした。

なぜ私なのかというと講師として優秀とかではなく、単に暦が長いという理由なのですが。

※「整理収納アドバイザー」とは家庭内やオフィスなどで整理がうまくいかないときにアドバイスしてくれる人のことです。

ハウスキーピング協会

 

30分の模擬講座をしてもらった後の本試験に備えてのフィードバックや評価シートへの記入。集中力が途切れないようにするので、おそらく怖い顔になっていることでしょう。

 

それにしても、皆さんめちゃくちゃ上手。流れるように話します。

 

 

・・・が、なんでだろ。響かない。心に引っかかってこない。

なんで講師になろうと思ったの?2級認定講座、好きなんだよね?

準備のしすぎでそうした熱さをどこかに置いてきてしまったの?

 

そう感じる時、話し手は台本を持っています。

伝えるのではなく、朗読になっているのです。

 

昨日は総評でこんな話をしました。

 

「例えばお料理番組で料理人がレシピを片手に料理を作っていたら、それをマネして作って食べたいと思いますか。美味しそうって思いますか。意外と平野レミのはちゃめちゃな料理のほうが美味しそうに感じるとき、ありませんか。

初めて講座を聴きにきてくれた人が『整理された環境っていいな。家に帰ってやってみよう』と思わせるにはどうすればよいのか。おそらくそれが本番の試験での課題です。

 

平野レミさんには失礼な引用ですが、着地点が決まればよいと私は考えます(試験に関していえば、内容を取り違えないこと。伝えるべきロジックがしっかり入っていること)。

そして台本を捨てる勇気を持つ。

あなたらしさが伝わる講座を目指しましょう。

 

2級認定講師を目指す受験生に試験対策講座を開催します。該当する方は協会SNSをご覧ください。

 

 

【講座案内】 

整理収納アドバイザー2級認定講座

 県西県南の受講希望、資格取得を目指す方!2名以上集まればで開催いたします。

片付けるモチベーションにもなりますよ。 

講座の内容は

整理収納AD2級 | ハウスキーピング協会

 

整理収納作業、セミナー講師のご依頼などお問い合わせはこちらまで

整理収納 問合せ - セミナー講師 塚本英代